先日、ガラス作家の貴島 雄太朗さんが私共の工房に足をお運びくださいました。
貴島さんは東京の大泉学園で青樹舎硝子工房という吹きガラスの工房を主宰されております。
青樹舎硝子工房さんでは、夫は20代の頃、自身の制作活動や講師などもさせて頂いておりまして、私もその頃吹きガラスを教えて頂いておりました。
夫婦共々もう20年程前からのお付き合いで大変お世話になっている方なのです。
以前は、夫も吹きガラスの作品や、吹きガラスとキルンワークを組み合わせた作品を多く制作しておりましたが、その後キルンワークだけの作品に変化を遂げ現在のスタイルになりました。
今回貴島さんにお越し頂いたのは、宮代町に引っ越して以来、初のご来訪という事と、ガラス研磨の道具「ダイヤのホイール」の件でした。
今回はご注文をしておりましたダイヤのホイールをお持ち頂いたのですが、貴島さんのご厚意で引っ越し祝いとして思いがけずにダイヤのホイールやヤスリのホイールを頂いてしまいました。
昔、貴島さんと夫で、「ダイヤがなんだかんだ~」という話をしているのを小耳にはさんだ際は、もしやダイヤモンドの何かを買ってくれるのでは?と早合点をした事もございましたが、今ではダイヤと言えばホイールという具合に、ホイールの方が有難く感じております^^。
頂いたダイヤのホイールを早速試したところ、粗いのに上品な削り心地で使い勝手が良くとてもよい物でした。
ダイヤのホイールは表面にダイヤが埋め込まれていて、研磨機に装着して回転をさせながらガラスを削っていく道具で、とても高価で一生ものの道具なのです。
様々な大きさや目の細かさがあり、今まで一つ一つ増やして参りましたので、新しいバリエーションが増えてこれから研磨の作業も楽しくできそうです^^!
こちらは吹きガラスで制作していた頃の風鈴です。
吹きガラスを離れて5~6年になるのですが、貴島さんとの再会はとても懐かしく、「自転車と一緒で、ちょっと練習すればすぐ元の様に吹けるようになるよ!」などと話をしていると、もう一度吹きガラスもやってみようかなと、また新たな方向での制作のきっかけになりました。
私は吹きガラスは2年程しか習っていないので、以前は夫の手伝いとして制作途中に必要なポンテという、ガラスを鉄の棒の先に少しだけとった物を底に着ける作業をしておりました。
私も自転車と一緒でポンテならできそうかなと思いワクワクしております。
青樹舎硝子工房ではガラス教室や体験制作も実施しております。
是非吹きガラスにご興味のある皆様は足をお運びくださいませ。
スポーツ同様、楽しく汗をかいてリフレッシュできますのでお勧めです!