銀座のギャラリー「つかう たのしむ +ノーション」

銀座のギャラリー『つかう たのしむ +ノーション』での作品展が7/30で終了致しました。

皆様にはお暑い中足をお運び頂きましてどうもありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

今回は、うるしの飯笹 信和さんとの二人展という事で、うるしとガラスのコラボレーションでの素敵な展示となりました。

今回のテーマ「色で魅せる」という事から、色鮮やかな万華鏡モチーフのkaleido glassや、小花のビオラモチーフのviola glass等の軽やかなグラスと涼しげな鉢類を展示させて頂きました。

サギングという技法でのグラスは、左右非対称の模様でも形を保つ事が出来るので、吹きガラスではできないような模様を構成する事ができます。

このような、夫のガラス素材の追及ポイントは、ガラス作家の方やガラス好きな方には大変興味を持って頂ける事なのですが、ガラスに詳しくない一般の方にはなかなか伝わりづらい事なので、このような細かな部分にもご興味を持って頂ける様、日々発信して参りたいと思っております^^!

今回作品展をさせて頂きました『つかう たのしむ+ノーション』さんは、以前は東京都国立市で器を中心としたギャラリーをされておりまして、国立では何度か展示をさせて頂きました。

昨年銀座に移転されてからは、場所柄、アート作品をお求めになるお客様も多くいらっしゃるとの事で、つかう器に限らず、アートピース等のたのしむ作品も多数お取り扱いをされております。

 

今回オーナーの稲垣正子さんからは「作家本人の色気をもっと作品に出しても良いよね」というお言葉を頂きました。

色気があるとは、魅力的な。ちょっといい加減な。くせがある。
料理で言う所の、「コク」や「えぐみ」のようなものなのかなと頭に浮かびました。

実は夫が食べ物において一番気になっている、こくやえぐみ。

五年前、子供の名前を決めていた時のエピソードで、女の子なら、私の名前が「かおり」なので、自分が大好きな「こく」か「えぐ美」にしようと言い出し、かおりとこく!最高だね~。と冗談なのか本気なのか。一緒になって笑っておりましたが、子供は男の子だったので違う名前になりました^^。

と脱線致しましたが。

 

一般的に受け入れられたい。という思いが、自然と見えない何かにお伺いをたてながら、個性を抑えた、綺麗な作品を追求して制作していたのかもしれないと。

もっと自分を出した「くせ」のある作品作るかー!と、今回の展示を通してそのような話をしておりました。

今までの夫の作品も「剛さんらしさがでている」とよく仰って頂けるのですが、今後はまだ表現しきれていない部分をわかりやすく表した作品を私も見たいなと思いました。

次回の展示は9月5日から銀座松屋での二人展です。

制作の時間が限られているので、たくさんの数は作れないのですが、新たな思いのこもった作品をご覧頂けると思います。

皆様にご覧頂ける事を励みに毎日頑張って参ります^ ^!

 

 

 

 

 

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